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カテゴリ:映画の感想( 28 )

好きな映画監督思いつくまま

ポール・トーマス・アンダーソン「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」
アレキサンダー・ペイン「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」「ネブラスカ」
スティーブン・スピルバーグ「激突!」「ジョーズ」「続・激突 カージャック」「プライベート・ライアン」「未知との遭遇」「ジュラシック・パーク」「A.I.」
スタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」
デヴィット・フィンチャー「セブン」「ファイトクラブ」「ベンジャミンバトン数奇な人生」
ジョージ・ロイ・ヒル「スティング」「華麗なるヒコーキ野郎」「ガープの世界」「明日に向かって撃て!」「スローターハウス5」
リドリー・スコット「エイリアン」「ブレードランナー」「デュエリスト/決闘者」
ロバート・ワイズ「サウンド・オブ・ミュージック」
ウィリアム・ワイラー「ローマの休日」「ベン・ハー」
沖田修一「南極料理人」「キツツキと雨」「横道世之介」
黒澤明「用心棒」「七人の侍」「デルス・ウザーラ」
山田洋次「男はつらいよ」「幸せの黄色いハンカチ」「家族」「たそがれ清兵衛」
森田芳光「の・ようなもの」「家族ゲーム」
中島哲也「下妻物語」「嫌われ松子の一生」
小津安二郎「秋刀魚の味」「秋日和」「東京物語」「小早川家の秋」


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by waldo_pepper | 2015-03-21 04:49 | 映画の感想

リドリー・スコット監督が語る「ブラック・レイン」撮影裏話

リドリー・スコット監督「ブラック・レイン」デジタル・リマスター版DVDを購入。

メイキングとコメンタリーが入っているので、映画自体はそれほどでもないのだが買ってみた。

以下監督のコメンタリーやメイキングなどから興味深いことを。

・当初ロケは東京で行う予定だったが、東京都が撮影に非協力的だったので、大阪府知事と交渉すると、快諾された。
大阪は日本一の都市は東京でなく大阪だと思っていて、東京にライバル意識があるらしい。

・府庁や大阪府警などの建物、魚市場などを使う予定だったが、マスコミが公共の建物を私企業に貸すのかと報道したため、当局が態度を急変。撮影時間を大幅に短縮されてしまった。

・魚市場での撮影は二日借りる予定が24時間しか貸せないと言われ、時間いっぱい一睡もせず撮影を続けた。

・アンディ・ガルシアが駅のロビーでコートを奪われるシーン(JRのどこかの駅)はたった45分しか撮影時間がなかった。
45分ではセッティングだけで終わってしまうため、照明を一本だけ立てて、撮影した。

・道頓堀など屋外撮影では警察などから人員整理などの協力がいっさい得られなかった。
撮影が始まると野次馬が押し寄せて大混乱になった。

・日本はどこで撮影するにも当局の許可が必要で、詳細な計画書を提出しなかればならない。
照明の位置や、カメラの向ける方向などを事前に申請しなければならなかった。
実際のロケでは、現場に行かないと照明もカメラ位置も決められないので、想像して書いた。(撮影監督ヤン・デ・ボン)

・京都でのロケで、高倉健が街を歩くシーンは、彼がスーパースター故あっという間に皆に気づかれてしまうため、皆が気づくまでの数秒を狙って撮影、その後高倉健を車に押し込んで脱出した。マイケル・ダグラスは当時まだ日本ではあまり知られていなかったため、楽だった。

・日本では日本人スタッフとの共同作業だったが、仕事の進め方が全く違うために、大変苦労した。出資しているのは我々なのだ。

・その後北海道でのロケなどを計画していたが、冬が近づいていることや、日本でのロケ費用が高額なため、断念して北米で撮影した。

・松田優作は撮影中も元気で、彼ががんに冒されているとは本人も言わないし、ほかの誰も気づかなかった。日本ではがんを患っても隠すらしい。恥の文化がそうさせるのか。

・高倉健は役柄そのままの誠実な人物だった。彼はどこかの本人が所有する小さな島に住んでいるらしい。

・ガッツ石松は元ボクサーだったという。彼を選んだのはマイク・タイソンに顔が似ているからだが、演技も素晴らしかった。

・若山富三郎演じるやくざのボスの邸宅は北米にある有名な建築家設計の家で、「ブレードランナー」でも使った場所だ。


その他にも興味深い話がたくさんあった。
もう20年近く経っているが、スコット監督はどのカットも詳細に記憶していた。彼のコメンタリーはほかの彼の作品でもあるが、具体的で論理的でおもしろい。
また、日本や日本の文化、当時の社会状況についてもかなり正確に認識しているようで驚いた。やはりリサーチをしっかりしたのだろう。
また、自分はケルト人でアメリカ人とも違い、社交的な人間ではないし物事を一歩引いてみるようにしているが、日本人を見ていると、共通点を感じるとも言っていた。
また、映画監督の仕事は楽しい楽しいと言う。よっぽどこの仕事が好きなのだろうと思う。

日本でのロケでの苦労話だが、今のようにフィルムコミッションのような組織もないし、受け入れ地としてロケーションに使われることによって得られる知名度アップや観光などの利益についても理解が低かったので仕方ないと思うが、ちょっとかわいそうではある。
当時僕は大阪に住んでいたのだが、ロケ隊が府庁舍でスモークを炊きすぎて火災報知器が作動し、消防車が駆けつけて「大ひんしゅく」などと批判的に新聞記事が載っていたりした。

マイケル・ダグラスは、今まで出演した映画の中で一番は何かと聞かれたら、本作を挙げると言っていたが、リップサービスかな。
また、松田優作が急逝したことについてはかなりショックだったようで、今でも彼のことを思い出すと言っていた。
実際彼は撮影時には末期の膀胱ガンで、薬を飲みながら続けていたらしい。もちろんそのことは誰にも言わなかった。
彼が生きていれば、ハリウッドでの次回作にロバート・デニーロとの共演作も予定されていたという。


「ブラック・レイン」
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by waldo_pepper | 2006-11-19 06:03 | 映画の感想

イーストウッド硫黄島二部作 予告編来た!

公式サイトオープン。
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by waldo_pepper | 2006-08-15 13:13 | 映画の感想

クリント・イーストウッド硫黄島二部作の全面広告

今朝の新聞に全面広告が出た。
トレーラーは来月らしいが、昨日日本では先行でTVで公開されたらしい。
この映画は、日米の視点から同じ戦場を描くと言う画期的な試みなので是非注目したい。
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by waldo_pepper | 2006-08-15 10:25 | 映画の感想

「ジャーヘッド」

「アメリカン・ビューティ」のサム・メンデス最新作「ジャーヘッド」を観た。

湾岸戦争に従軍する主人公、アメリカの、ごく普通の青年が海兵隊に志願し、中東の砂漠に送り込まれる。
戦争の非日常、異常な状況の中で、主人公は次第に精神のバランスを崩していく。
一見「フルメタル・ジャケット」のようなメンタルな狂気を描いたものかと思ったが、淡々として、何処かユーモラスでもある。

主人公は物語の中の1991年当時20歳。僕よりちょっと年下だが、ほぼ同世代だ。
日本とアメリカは政治的には同盟国で、日本はアメリカ文化の強い影響を受け、もちろん経済での結びつきも強い。お隣の中国韓国よりもある意味近い国とも言える。
ところが、日本と決定的に違うのは、彼らがほぼ10年ごとに世界中で戦争をしていると言うことだ。
WW2後、平和憲法を掲げて、一切ドンパチをやらかしていない日本とは違う。
僕が毎日満員電車に揺られて会社に通っていた頃、年の変わらない彼らは砂漠で硝煙と砂と油にまみれていた訳だ。
とはいえ、劇中の米兵達の悩み苦しみは、何か甘っちょろい気がする。
戦争を知らず、銃を持ったことも無い日本人が言うなよと言われそうだが。
世界一強い国アメリカ、その最強の軍隊、海兵隊。戦争だから命を落とすこともあるだろうが、圧倒的優勢には代わりが無い。
おそらく彼らと対峙していたイラク兵はもっともっと死が身近にあったに違いない。

日本公開版公式
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by waldo_pepper | 2006-07-28 23:21 | 映画の感想

「カーズ」 ジョン・ラセター監督

近所のシネコンが吹替え版のみだったのだが、観てきた。
が、正直あまり面白くなかった。
ビジュアルは文句のつけようが無いほど素晴らしいのだが、物語が余りにありきたり。
勿論その黄金パターンはきっちり消化されて、綺麗にまとまっているのだが、それ以上のものは無い。
前作「Mr.インクレディブル」がちょっと毒気があったので、期待の方向が間違っていたのかも。
テーマからして、大陸の車社会とカーレース(北米独特のオーバルレース)というローカルなアメリカ文化を題材にしているので、日本人にはあまりピンと来ないし、郷愁も感じにくいのも日本では不利に働くかもしれない。

ピクサー
IMDb
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by waldo_pepper | 2006-07-03 21:11 | 映画の感想

ニコラス・ケイジ主演「ロード・オブ・ウォー」

先日借りてきたDVD

法の目を掻い潜り、武器を世界中に売りさばくフリーランスの武器商人を描いた映画。
武器商人は商売にさえなれば誰にでも武器を売る。
これが危険は大きいがぼろい商売。ニコラス・ケイジ演じる主人公は持ち前の才覚で、ソビエト崩壊のドサクサにまぎれてソ連製の武器を横流しするわ、アフリカ某国の独裁者に大量に売りさばくわでのしあがっていく。
これが実在の人物を元にしている物語というのだからすごい。
頭は切れる、臨機応変、行動力抜群。この人物はおそらく堅気の仕事でも成功したに違いない。
もちろん違法な取引も沢山しており、FBIに追いかえられたりもするのだが、黒幕はもっと後ろに控えている。そうそう、世界中で争いを煽って一番儲けているのは誰か?
ということです。そのあたりもこの映画はきっちり押さえている。
なかなかの秀作です。

監督は「ガタカ」「ターミナル」(脚本)のアンドリュー・ニコル。
ニコラス・ケイジは寂しげな目と猫背の佇まいがいい味を出している。

公式ページ
IMDB
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by waldo_pepper | 2006-06-24 10:35 | 映画の感想

「明日の記憶」 渡辺謙

先日観て来ました。
長々と感想を書いたのに、エラーで消えてしまったorz

若くして不治の病「若年性アルツハイマー病」に冒された主人公と家族の物語。
単なる悲しいお涙頂戴映画になっていない非常にクオリティと志の高い作品だと思いました。
配偶者のいる方、愛する人がいる方、是非観て下さい。
僕はひとりものなので、おそらくこの映画のよさを半分も理解できていないかもしれない。
誤解を恐れずに言えば、主人公はとても幸せ者だということです。

※追記 主演の渡辺謙さんがC型肝炎に罹っている事を告白したそうですが・・・彼は二度の白血病から生還した人。くれぐれも大事にしてほしいものです。

公式ページ
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by waldo_pepper | 2006-05-22 15:41 | 映画の感想

「硫黄島からの手紙」記者会見 その2

C・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」の新着スチル。
この記事と写真を見る限り、ますます期待できる。
Movie Walkerより

これを読むとまさしくこれが遠い歴史の彼方の出来事ではなくて、ほんの半世紀前の現実なのだということを実感する。
硫黄島に召集されて生還した兵士の日記


しかし公開までに色々資料を読むべきか、素のままで観るべきかちょっと悩む。
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by waldo_pepper | 2006-05-02 16:20 | 映画の感想

今年最も期待の映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」

今年もっとも期待している映画。
クリント・イーストウッドが硫黄島攻防戦を日米双方の視点で描く。
そのため「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」、2本の映画が作られる。
両作ともイーストウッドが監督。日本軍守備隊の栗林中将役に渡辺謙。

今日行われた記者会見の記事
Flags of Our Fathers「父親たちの星条旗」
Red Sun, Black Sand「硫黄島からの手紙」
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by waldo_pepper | 2006-04-28 17:49 | 映画の感想