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カテゴリ:ライフログ( 7 )

劇団ひとり「陰日向に咲く」※ネタバレあり

陰日向に咲く
劇団ひとり / 幻冬舎





コメディアン劇団ひとりの処女小説
彼の芸は実は一度も見たことがなく、テレビに映っているのを見たのももたった一度きりなのだが、この「陰日向に咲く」が大変評判がいいというので買ってみた。

これが処女作品なのかと驚く。
タレントが片手間に出すようなねた本とは明らかに違う。
この物語はいくつかの短編からなっている群像劇のようでいて、それぞれの登場人物が、次の物語の人物とちょっとした縁や運命の糸でつながっているとても凝った構成。
皆社会の端っこで生きる不器用な男女だが、それがとても暖かい目線で描かれている。
これを読むと「マグノリア」を思い出す。
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by waldo_pepper | 2006-05-01 15:05 | ライフログ

国仲涼子「めぐり逢えたね」「星の時間」

めぐり逢えたね (CCCD)
国仲涼子 渡辺なつみ 星野孝文 松本良喜 / ポニーキャニオン


「めぐり逢えたね」は「ちゅらさん3」の主題歌だが、いわゆるB面(今はそういう言い方はしないのか)に「星の時間」という曲がある。
これが思いのほか名曲、国仲涼子の楽曲の中では五指に入る名曲だった。

アルバム「ふるさと」では曲によって歌唱力にかなりの差があるのだが、(おそらくボイストレーニングをしてどんどん上達していったのだろう)「星の時間」はかなり高いキーにもかかわらず綺麗に歌いこなしている。
彼女を女優だけにとどめておくのはやはりもったいない。
是非セカンドアルバムを出して欲しい。
今年は「ちゅらさん4」もあるので、それに合わせてリリースしてくれることを期待している!
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by waldo_pepper | 2006-04-04 20:49 | ライフログ

僕にとってのオフコースは「FAIRWAY」まで

FAIRWAY(紙ジャケット仕様)
オフコース / 東芝EMI
スコア選択: ★★★★



オフコースとの出会いは、かれこれ30年前。姉が友達から「秋の気配」のカセットテープを借りてきて夢中になっていた頃からだ。
アルバムが発売されるたびに姉と一緒になって何度もも何度も聴いた。
オフコースは「愛を止めないで」の大ヒット後、音作りが重厚になり、よりPOPな路線を走っていくのだが、僕はその頃から少しづつ心が離れ始め、鈴木康博脱退で完全に関心の外となった。
僕の「オフコース」は、アルバム「FAIRWAY」までのシンプルで緻密な音作りと美しいハーモニーのそれだ。
この頃は「秋の気配」「ワインの匂い」など、小田和正の素晴らしい曲も多いが、中でも僕にとっての名曲はセカンドアルバムに収録されている「首輪のない犬」である。
鈴木康博の曲だが、村上”ポンタ”秀一のドラムが実に素晴らしい。
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by waldo_pepper | 2005-12-12 06:43 | ライフログ

国仲涼子主演作「みんな昔は子供だった」

みんな昔は子供だった オリジナル・サウンドトラック
服部隆之 TVサントラ / インペリアルレコード
スコア選択: ★★★★★



これは今年の1月にフジテレビ系で放送された「みんな昔は子供だった」というドラマのサントラです。
主演は国仲涼子さん。
東京から訳あって山村の分校にやってきた国仲涼子さん演じるアイ子先生が、子供たちや分校の先生たちと触れ合ってお互い成長していくという物語。
昨年「ちゅらさん」ショックを受けてから彼女が今どんな活躍をするのか気になっていたので、民放初主演ということもあり、期待して観ました。

ところがこれが残念ながら物語自体の出来がどうにも悪くて、涼子さんは頑張ったのに残念な結果になってしまった。
視聴率は10%位だったと思うが、ドラマの内容を考えれば善戦したと思ったのでした。

しかし、このドラマの音楽が実に印象的で素晴らしく、僕はサントラを買ってしまいました。
連続ドラマの劇判など、そのまま消えていくものが多いと思うのだが、このドラマの音楽は本当に丁寧で美しい音楽でした。
何よりもこのジャケットのピンクのカーディガンを着たアイ子先生。
自分の記憶にある小学校の先生のイメージに近い。先生ってピンクのカーディガンを着ていなかったですか?
といってもドラマ本編の中では髪もアップにしていてカーディガン姿は無かったのですが。

今もTVを観ていると、民放、NHK関係なくこのドラマの音楽がよく使われています。
これはレンタルでもおそらく置いていないので気軽に聴けないと思いますが、本当にお勧めです。
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by waldo_pepper | 2005-12-07 21:22 | ライフログ

「ちゅらさん」との出会い 改訂

ちゅらさん 完全版 DVD-BOX
/ ポニーキャニオン
スコア選択: ★★★★★




f0011272_22323144.jpg振り返ったときに「ちゅらさん」前「ちゅらさん」後とはっきり分けられるほど、このドラマとの出会いは自分の人生の色合いを変えた。本当に不思議だ。
脚本の岡田恵和氏が「神様に祝福されたドラマ」といったそうだが、まさしくそんなな力に満ちている。

「ちゅらさん」に出会ったのは、2004年の春、BS2の再放送を偶然観たのが始まりだった。
沖縄のてぃだの下で天真爛漫に育ったえりぃが、運命に導かれるように東京を目指す。
コメディタッチであり、荒唐無稽な展開があるのになぜこの世界に惹かれるのかと考えてしまったが、どれがよかった、これがよかったと、一つづつ挙げていくと切りがないような気がしてきた。
それに何か一歩下がって冷静に分析してみるのももう、野暮な気もする。


「ちゅらさん3」公式ページの掲示板には、放送後1年を経過しても、続編制作を希望する書き込みが絶えない。そうそう僕もなんどか書き込みを・・・。
来年あたり、ちゅらさん4の制作が始まるという噂を聞いた。
すり切れるほど続編をつくって欲しいとは思わないのだが、もし次回で終わりだとしても、その後僕や視聴者の胸の中にえりぃや古波蔵家、一風館の面々が生き続けていられるようにして欲しいと切に願う。

「ちゅらさん3」公式ページ

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by waldo_pepper | 2005-12-06 20:54 | ライフログ

「パンチドランク・ラブ」は小説版もおもしろい

パンチドランク・ラブ(小説版)
小島 由記子 Paul Thomas Anderson ポール・トーマス アンダーソン / アーティストハウスパブリッシャーズ
スコア選択: ★★★★★



P.T.アンダーソン監督の最新作(といっても2002年)、「パンチドランク・ラブ」です。
主人公バリーは30になろうという青年だが、いまだにまともに女性と付き合ったことがない。というのも、彼の家族は父が早くなくなってから、女性ばかりの家族で末っ子のバリーは唯一の男性。気が強く自己主張の固まりのような姉ばかりの家族でおもちゃのように育てられてきた。それが彼の心にトラウマを生んでしまっていたのだ。ある日主人公がある女性と出会ってはじめて一人前の男となる転機が訪れる。
実はこれには小説版があり、バリーの生い立ちや心理が丁寧に描写されている。
映画だとただ切れやすいだけのバリーだが、そのあたりの心のひだが小説を読むとよく分かる。
物語のなかでバリーが目をつけた懸賞「ヘルシーチョイスのマイルがもらえるキャンペーン」は実際にあった話で、この物語のモデルとなった人物は、キャンペーンの抜け穴に気付き、プリンを大量購入して125万マイル相当のマイレージを手に入れた。彼は一躍時の人となり、取材が殺到したそう。小説版にはラストシーンの後に後日談があり、バリーはめでたく125万マイルのマイレージを手に入れ、妻となったリナは有名人となった彼の秘書となった、となっている。

この映画では、アダム・サンドラーの切れっぷりもおもしろおいが、彼の姉、エリザベス役のMary Lynn Rajskubまた絶妙な配役。またPTA作品の常連 Luis Guzmánもバリーの親友役で登場する。

みんなのシネマレビュー
IMDb
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by waldo_pepper | 2005-12-05 16:06 | ライフログ

「マグノリア」生きるのに不器用な人々の物語

マグノリア コレクターズ・エディション
/ ポニーキャニオン
スコア選択: ★★★★★


はじめて観た後、しばらく頭から離れなかった映画。
この物語にスマートなヒーロー、ヒロインは一人も出てこない。皆、もがき、溺れそうになりながら、必死に人生の海を泳いでいる人たち。それでも全ての登場人物を愛さずにはいられない気持ちになる。特に警官のジムとクローディア。僕はこのふたりに本当に幸せになってもらいたい。
クローディアを演じるメローラ・ウォルターズは薄幸の女性を演じさせると右に出るものがいない名優である。しかも自分の知り合いの女性にあまりにもそっくりなので(人生に苦しんでいる所まで)、他人に思えない。ま、これは蛇足でした・・・。

「みんなのシネマレビュー」
IMDb

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by waldo_pepper | 2005-12-02 13:59 | ライフログ