レイトショーで観てきました。 客の入りは2割程度、いや、もっと少なかったかも。 感想は「みんなのシネマレビュー」にも投稿しました。 自分も着物の着付や芸者文化風俗に詳しいわけではないので、どこが違うと細かく指摘出来るわけでもないのだが、これは確かに日本ではない。「ミヤコ」という街のあるニホンという国の話だ。 セリフは全編英語、「置屋」「姐さん」「水揚げ」「芸者」などなど、その世界の用語だけはそのまま使われている。なんとも不思議な世界。 ただしさすがハリウッド。映像は陰影があって、しっとりしていて、奥行きがある。そしてダイナミックで大胆なカメラワーク。テンポのいい編集。音楽はちょっと中華風が混じる。 主演のチャン・ツィイーはさすが主役に抜擢されただけあって素晴らしい存在感と演技だった。選考段階で日本人女優もいたらしいが、彼女以上の女優がいるだろうか。いや、いるのだろうが、この不思議なニホンの世界にはかえって馴染まないかもしれない。 邦画界も頑張って「これが本物だ」というものを世界に発信して欲しい。
by waldo_pepper
| 2005-12-16 00:55
| 映画の感想
|
リンク
画像一覧
最新の記事
記事ランキング
カテゴリ
お気に入りブログ
以前の記事
2016年 02月 2015年 05月 2015年 03月 2013年 09月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2010年 09月 2010年 07月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 01月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 タグ
その他のジャンル
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||